YO! と言える日本人

ラップのテクニック、ラップのコツ、ラップの歌い方、リリック(歌詞)の書き方など。ラップに関するあれこれを書き綴ります。

ラップに必要なリズム感とは

リズム感というと、生まれながらの才能・能力のように聞こえるかもですが、
僕は決してそんな事はないと思っています。
というかそもそも、先天的にリズム感がない、リズムの感覚がない、という人間はおそらくいないだろう、というのが僕の考えです。
なぜならヒトは、歩いている時や歯磨きをしている時など、
日常生活の様々な場面で、ある程度一定のリズムを無意識に刻み、また耳にし生きている生物だからです。
心臓の鼓動もその一つと言えるでしょう。
すなわちリズムの概念自体は、元々感覚として誰にでも備わっているものだと僕は思うのです。

では、何をもってリズム感の良し悪しは決まるのでしょうか?
それはリズムを意識した時の“リズムの再現力”です。
元々感覚として備わっているリズムを、体のどこを使ってアウトプットするのか。
これが個人差の出るところであり、後天的に磨いていける部分でもあるという事です。

率直に言います。ラップに必要なリズム感はズバリ“口のリズム感”です。
ですから、例えばダンスが苦手だからと言って「私はリズム感がない」と決めつけてしまってはいけません。
それはただ単に体を使ったリズムの再現力が不得意、不慣れなだけで、
“口のリズム感がない”という事とは決してイコールにはならないのです。
事実、僕はダンスには自信がありません。
あと逆に、ダンスが得意なのにラップはそんなに上手くない、という人もたくさん知っています。
そういう人は体を使ったリズムの再現力には長けているけれど、
口を使ったリズムの再現力は不得意、不慣れという事なんでしょう。

つまり、ひとえにリズム感と言っても、口のリズム感、手のリズム感、足のリズム感、体全体のリズム感、など様々あるわけです。
その中で自分が得意とするのはどれなのか、リズムを再現しやすい体の部位はどこなのか、それを知ることが重要です。
手のリズム感に自信がある人はドラマーやパーカッショニストなんかがオススメですし
足のリズム感に自信がある人はタップダンスをやってみるのも良いかもしれません。

そして、おしゃべりが好きな人、酔うと饒舌になる人、舌を色々な形にできる人、などは口のリズム感に長けている可能性アリです。
ぜひラップをやってみてはいかがでしょうか。
もしかしたら自分の新たな才能を発見できるかもしれませんYO!


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