YO! と言える日本人

ラップのテクニック、ラップのコツ、ラップの歌い方、リリック(歌詞)の書き方など。ラップに関するあれこれを書き綴ります。

ラップの作詞法2「方言を取り入れる」

方言を用いた有名な曲っていうと「悲しい色やね」とか「大阪で生まれた女」とか
その辺りが思い浮かぶ人も多いと思うのですが(古いか?)、ことラップに関して言うと
その数は普通の歌とは比べものにならないぐらいの曲数になります。
わかり易いとこで言うと「俺ら東京さ行ぐだ」であったり、
「DA.YO.NE」の各地の方言バージョンであったり(「SO.YA.NA」、「DA.BE.SA」など)。
あとはSMAPの「Hey Hey おおきに毎度あり」や大塚愛の「石川大阪友好条約」など、いわゆる“ラップを取り入れたJ-POP”の中にも方言ラップというものは数多く存在します。
それはなぜなのか? 答えは単純明快。ラップと方言の相性がバツグンに良いからです。

ラップは普通の歌と違って“メロディー”というものがほとんどありません。
その為、方言のしゃべり癖や発音癖、イントネーションといったものを
そのまんまフロウ(ラップの歌い方)に反映させる事ができるのです。
つまり、その地方ならではの発音(母音を省略する、またはしない)や
その地方ならではのイントネーション(語尾を上げる、下げる)等が、
オリジナルなフロウとしてあっさり機能してくれるのです。

そんな訳で様々なタイプの方言ラップをいくつかご紹介!
まずはシュールな関西弁ラップのコチラ。クセになります。
↓↓


Laugh & Peace featuring Yoko Fujita - ちょっときいてな - YouTube

 

続いて映画「サウダーヂ」にも出演している山梨のHIPHOPクルー、
stillichimiyaによる甲州弁ラップ!
何言ってるかわかんないけどカッケー!
↓↓


D.N.I(だっちもねぇこんいっちょっし) by stillichimiya - YouTube

 

最後に僕の教え子が授業で作った曲です(手前味噌ですみませんm(_ _)m)。
二人目の子(AKR)の熊本弁ラップがなかなか良い味出してます。
ラッパーを目指してる子達ではないのでお手柔らかに…w
↓↓
テーマ:地元(福島・熊本編) / K99,AKR


テーマ:地元(福島・熊本編) / K99,AKR - YouTube


いかがだったでしょうか?
こんな風に、地元ならではの方言・発音、イントネーションを取り入れてラップの作詞をしてみると

途端にオリジナリティーのあるラップができちゃうかもしれませんYO!


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